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ウズベキスタンでサッカーを指導している人が綴るブログ

 

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クサビ・wedge・клин 


今日のトレーニングのテーマはブログタイトルにもある通り、クサビ
klinってのはもちろんロシア語であって、ウズベク語でクサビなんていう言葉が存在するのかは知りません
世界のサッカー界で英語のwedgeってのが使われてるかも定かではないしね・・・

それは置いといて、気付いた人もいるかもしれません
そうなんです。チーム戦術教えてるんです

自分の中では色々と葛藤があった
個人的にはチーム戦術なんてものは全く教えなくてもいいという考えだから
極端に言えばグループ戦術だって別に教えなくてもいいんじゃないかと未だに思ってるくらいである(すでに教えたが笑)

いずれ学ばなければいけないのだろうが、結局最後は個人技術であり個人戦術だと思うから
例えば日本の場合、チーム戦術なんて高校に入ってからでも十分に間に合うと思う
中学まではそんなこと教えず、個人技術と個人戦術だけを教えて行けばいいと思う
選手が対峙した選手に勝つためにどうしなければいけないか、必死で考えて考えて試行錯誤する
その繰り返ししかない
それでもうまくいかない選手にヒントを与えてあげる。考える材料を与えてあげる
指導者なんてその程度なのではないかと

選手全員が目の前にポジショニングしている相手に勝つことが出来ればチームが負けることはないのだから

ただ、そんなことができるっていうのは相当難しいことで、
他のチームのやつらのほうが上手いなんてことは全てのチームが経験すること
その中で中学生年代でもやはり勝つことを経験するということは何より大切なことであって、
それが燃え尽き症候群防止にもなりうる
そういうところで指導者が苦労したり悩んだりするのかなと

もちろんゲームの中で、チームとしてどうやって崩すとかって言う内容は指導すべきタイミングはあると思う。
ただ、練習でそんな事をする必要は正直ないのかなと
そんな時間があればボールテクニックを磨くべきじゃないかなと


っていうのが今までサッカーに少しだけ関わってきた私が築きあげつつある哲学なのかな


ただそんな自分が、なぜわざわざウズベキスタンに来てまでして
自分の哲学を曲げてサッカーを指導しているのか

現地のサッカー少年たちに何が必要か考えた時最後に残ったのが
勝つ・勝たせてあげるというところだったから


その答えに行きついた理由はいろいろある


一つはサッカーで真剣勝負を出来る環境がウズベキスタンにないということ。
配属先の様なサッカー学校を卒業して行った子どもたちですら高校入学以降サッカーから離れて行くケースが多すぎる。

またここホラズム王国は、タシケント帝国とは全く別の国であり
二重隔離世界だと言うこと
ただでさえ情報が入ってきにくいタシケント、
そこからの情報すら十分に来ない
着たと思ったら何カ月前の情報か・・・・

そんなところでサッカーの戦術を教えれる指導者なんてほとんど皆無で、
指導者がいなければ子どもたちはサッカーの戦術について一生触れる機会がないということ

つまり誰かが教えなければ一生戦術を知らないままサッカーをしていくことになるってこと
それなら俺がやろうと
つまり、子どもたちに今まで知らなかったサッカーの世界を少しでも見せてあげたいと言うこと
そんなことから、自分がグループ・チーム戦術を可能な範囲で教えようと決意したのである

ようはヤンギバザールサッカー学校に通っている生徒のために、自分にしかできないことをしようと

ここで出会ったのも何かの縁だから
(縁という言葉を使うと ”縁やしワカラン” とか ”それも縁やな” と彼女が最近よく言う言葉の意味が気になる笑)


偉い格好つけてる感じになってしまったが、まあそんなところで戦術を教えています。


ということで今日はクサビのトレーニング


w-upはいつものトレーニング
1m幅でコーンを2つ置いて、そのコーンの間をインサイドキックで通す練習
(選手間の距離は10m、コーンまで5m)

30秒間誰もミスしなかったら次のトレーニングとかってやってるが
それが成功したことは一度もない

十分自分たちが下手なことは分かったと思うが
もっと一つのプレーにこだわるという意識を持ってもらいたいのでこのトレーニングはしばらく辞める気はない


そのあと4人組ボール1つ
20mの距離で2人が位置し、その2人の選手の間に残りの2人の選手

外の選手から外の選手にグラウンダーでパス
それに対して中の一人がサポートして外の選手とワンツー
落としを外に居る選手が逆サイドの外に居る選手にグラウンダーのパス
この繰り返し

ようは外の2人の選手がDFでありFW、中野2人が中盤というimage


次のトレーニングはグリッド内で1対1

ラインゴールだが、ライン上に選手が立っている
一対一で普通にフェイントで抜いていってもいいが、
できれば、ライン上にいる仮想FWにパスを出し、そいつからリターンがもらえるところにサポートしボールを受けてライン通過していくというもの

一対一で仕掛ける場面が少なすぎたのが少し問題
というか判断できてないなと感じた、が
楔を早く当てるというイメージは少しもてた様子

そして最後のトレーニング
攻撃3枚守備2枚の3対2、ゴール付き

DF2枚の前にFWが1枚
攻撃側の中盤は2人で、その前にDFはいない状態

中盤の2枚が自由にパス交換をする中で、タイミングが合えば楔を入れてスタート

このトレーニングでは、みんながどんどん中盤の二人に寄ってくるという現象が発生した
挙句の果てには2mくらいの距離まで近づいてパスを受けると言うシーンが何度も何度も続いた


なぜか?練習に気付いたのは、オフサイドというルールがあるから思い切って裏で要求できないのではないかと言うこと
それではクサビの効果が半減するので、ルール変更
最初のFWへのパスの時だけはオフサイドなし

これで思いきって裏で要求する選手が少し出て来た、がなぜかまだまだ近づいて要求する選手がほとんど


なぜか。
あんまり自分がイメージした練習になってないなーと思い、なぜだろうと考えるが、残り時間が少なくなったのでこのまま続行


練習終了後、考える。

原因はおそらく3つ
一つ目はFWが動き過ぎだということ
二つ目はFWが要求するタイミングが悪いということ。悪いと言うよりも半テンポ合ってない感じ
三つ目はFW1枚に対してDFが2枚という状況で、要求できるスペースすら少なかったこと

一つ目と二つ目は少し指導し、あとは回数こなせば改善できるだろうが、三つめの原因は完全にオーガナイズのミス
これはやってしまったと思った

FW1枚に対してDFも1枚
そして中盤の選手2枚に対してDFを1枚つけてやるほうが良かったのかもしれない
するとFWは比較的自由なスペースの中で要求することが出来る

個人的に要求するタイミングをきっちり合わせると言うことをしたかったので、中盤の2枚にはDFをつけずに、FW次第でいつでもパスを出せるという状況を作ったのだが

優先順位を間違った気がした
タイミングよりもまず、クサビという戦術を実践しているということのほうが重要だった

もっともっとクサビが出やすい状況を作れなかった自分のミスだと感じた



お昼からゲーム形式のトレーニングを行ったが、やはり午前のトレーニングが上手くいかなかった分
楔をゲームで実践できている選手は少なかった

こういうことも自分で考えて意図をもってオーガナイズして、実践してからでないと気付かなかったこと
また一つ学ぶことが出来たと前向きに捉えようか

さあ明日は久々に練習試合
試合メンバーを連れて世界遺産ヒヴァにあるサッカー学校に相手してもらいに行きます

テーマはもちろんクサビ、そしてグループ戦術をいかに発揮して突破して行くか
こどもたちにも、クサビはなんの目的のためにあるかもう一度説明したうえで、積極的に実践してみようと声掛けしようか
ショートショートロングという言葉を使ってみようかな

クサビのことに関してもう少ししっかり書きたかったけど、異常なほどに長い文章になってしまったので中止
明日の試合の内容と含めて書けたら書きます

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