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ウズベキスタンでサッカーを指導している人が綴るブログ

 

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講習会第3回 


先日開催した講習会第2回に引き続き、その翌週に講習会第3回を開催することが出来ました


ミーシャが参加できなかったことは残念ですが、副校長を含めたミーシャ以外のコーチは全員参加


これだけ上手いこと開催できているのはやはり校長先生の力のおかげ


こう言う時に校長先生の力を借りればいいのか!!とようやく気付く


今回のテーマは
個人・グループ戦術(攻撃)

攻撃だけに焦点を当てて、個人戦術とグループ戦術の両方を見ていこうと


前回の講習会で見つかった反省点が
①長い(前回は1時間くらいかかった)
②視聴覚資料が小さい(プロジェクターがなくパソコンで動画を見せた)
③難しい言葉を使いすぎた
④動画を見せるのに不必要な時間を要した

こちらの4点

ここを修正することも視野に入れて準備した今回


まず、時間に関して
講習会の内容自体は前回の約半分の30分で終わりました
動画の数も減らしたということもあるが、これでも十分伝えるべきところは伝えることが出来たと思う

その後自分が一番伝えたい事を話したので合計すると約40分の講習会になったが
これくらいならなんとか聞いていられる感じだったので、これからの目安は30分で行こうと思う


視聴覚資料に関しては、今回は副校長の嫁さんが勤務する学校からプロジェクターを借りてくることが出来たので、思う存分動画も見せれたし、みんなの視点を一点に集中させることが出来たので、これもまた課題克服


言葉づかいに関しても、表現が数少ないウズ語において細心の注意を払い、簡単かつ一番ニュアンスが伝わりやすいような言葉遣いに注意した
そのため、前回よりも格段に全てのコーチが同じ意味で理解したという部分が多くあったと思う
ただし、ロシア語を使用した部分の理解は得にくかった
ただでさえロシア語が出来ないコーチ陣なので、いくら表現が多いと言ってもそれをコーチ陣が知らなければ意味が無い。ので次回からもう少しロシア語の表現を減らしていこうと思う。


パワポからスムースな動画への移動だが、
これは講習会前にマラディエッツ隊員に手伝ってもらい、というかほとんどやってもらい
見せたい動画の不必要な部分を切り取り、複数ある動画をくっつけることで一つの動画にすることに成功。
そのため、いちいち次に見せる動画を探して再生したりという必要が無くなり、パワポからの移動もスムースに
今後この動画編集を自分の力でやっていかないといけないというところは大きな眼に見える課題ではあるが、前回の反省を修正できたという点では合格点が出るかなと


ということで前回出た反省点は基本的にすべてカバーすることが出来ました
この4点だけの修正でも講習会の質は格段に上がったと思います

なのでコーチたちも比較的大人しく聞いてくれてたかなと思います


今回の講習会の最後に、自分が今まで活動してきて思ったことを少し言いました

一つは、とにかく今彼らに教えないと手遅れになってしまうということ
チーム戦術なんてものは高校に行ってからで十分に間に合う
ただ、個人戦術や技術ってのは高校行ってからでは遅い、9年生になってからでもそれはもう遅いということを伝えた
技術や個人戦術を学ぶには早ければ早い方がいいと。
ウチの学校は5年生から
5年生の段階でもう始めないと取り返しがつかなくなると

どれだけ伝わったか知らないけれど、それは伝えておいた

そしてもう一つ
ウズのコーチ陣にこういうこと言うのは勇気がいることだけれど、言うしかないと思って言いました

試合中相手ゴール前25mの位置でフリーキックを得ました。ウチの選手が3人ほどボールに近寄っていきます。みんな俺が蹴ると思ってボールに寄って行ったのでしょう。ただなかなかキッカーが決まらないようです。もしくは、一人の選手が強引にボールを奪おうとします。そんな状況になった時、彼らは必ずコーチを見ます。グラウンドの外に居るコーチを見ます。そしてどうするか、コーチにお願いするのです。「コーチ、僕に蹴らせてください」とみんながコーチにお願いする。コーチの許可が下りればそれはもう絶対と言わんばかりにみんなコーチから指名を受けるのに必死にアピールする。そして仕方なくコーチは一人の選手の名前を言う。今回はお前が蹴れと。

もう一つの例。練習が始まって10分くらいしました。ランニングが終わってストレッチを行っている最中に生徒がコーチの横に来ます。どうしたのかと心配すると、生徒はこう言います。寒いので帽子取って来ていいですか?と。またある時はこう言います、レガース(すね当て)カバンの中に忘れたので取って来ていいですか?またある時はこう言います、トイレに行きたいのでトイレに行って来てもいいですか?と。

いっつも思うんです俺は。何でわざわざコーチから聞くんですかと。
なぜコーチから許可をもらう必要があるのかと。

試合に関しては特に強く思うね。
FK誰が蹴るかをコーチに聞いてきたときには本当にイライラする。そんなことも自分らで決められないのか。
というよりも、まず言いたいのは君たちだれのためにサッカーやってるのって。
試合って勝ってコーチ喜ばすためにあるもんじゃないよね
自分たちが判断してプレーして自分たちのために勝つものでしょってね

練習中のトイレとかもそう。
そんなんいちいちコーチから許可貰わないといけないものかな
トイレ行きたいなら行くしか選択肢はないじゃないですか
だからコーチに聞いても行って来いって言う答えしか返ってこないんですよ
なのにいちいち聞くんですね。
帽子だってそう、寒いのに帽子かぶったらアカンなんて言うわけないじゃないですか
なのに絶対、一度はコーチから許可をもらいに行く。
100OK出すのわかってても聞く。

「寒いので帽子取って来ます」と
「寒いので帽子取って来ていいですか」
というのは一緒と思ってもらっちゃあ困る

このちょっとの差やけどそれはそれは大きな差やと俺は思うね


帽子取って来ますというのは、取りに行くっていう行動までを自分で判断して決定してる
帽子取って来ていいですかっていうのは、取りに行きたいっていう意思はあるけれど、その意思を行動に移すかどうかの判断をコーチに委ねてる形になる
取りに行きたい気持ちはあるけれど、あなたが許可を出してから行きます。許可を出さなければ行きませんと、そう言っていることになりますよね。

これではやっぱり弱いと思うね。
一番大事な行動の部分で判断し兼ねているのは最終的に響いてくる。

ウチの生徒はこういう判断が出来ない

なんでかって。

原因はいろいろあると思うねん
ただやっぱり一番の原因はウチのコーチやろうな

ウチのコーチの中の何人かが恐い系のコーチやから、みんなびくびくしながら普段の生活を過ごしてたり、試合中のプレーを見ててもそう思う
コーチが言ったことをすればOK
コーチが言ったことをしなかったらコーチはその生徒をぼろかす怒る

やっぱ原因はコーチだわ
親の教育ってのもかなり影響はあるやろうし、家庭環境の差も大きいやろう
さらには年上の人を尊敬するって言うウズベク特有の文化のせいもあると思う
ただそれは直接的な原因ではないよな
事実、他のチームの子供たちは自分たちで決めながらサッカーしようとしてるって感じが伝わるし

こういうこと講習会の後にコーチに伝えたら、コーチからは同じ言葉が返ってきた
ウズベキスタンには尊敬という言葉があると。
子供たちは尊敬の念を込めてコーチからいちいち許可を得るのだと。

それは違うでしょう全然。

それとこれとは別次元の全く質の異なる話であって、一緒にしてもらっちゃ終わりだな


俺は子供が、トイレ行って来ていいとか、水飲んで来ていいとか俺に聞いてきたらいつも決まってこう言う

知らん。
もしくは
自分で考えろ。

そうすると子供たちはその場で固まってしまう。
個の光景を見るのはオモロイ
こいつの頭の中今どんなふうに動いてるのかなって笑

ただそれだけでも十分やと思う始めは
それだけでも今までコーチに委ねてきた判断を自分でしないといけなくなるというのは少しキツイ

これも慣れでしょうね
日常生活から自分で決めさせることをやっておかないと、いざという時に自分で決めれない人間になってしまう
サッカーの局面局面の判断もそれと同じことやと思う。自分で考えて決めるしかないんですよ全て。
周りの選手のサポートとか声とかスペースとかってのは全てヒントであり手助けであって最終的に決めるのはやっぱ自分
そういう時に判断できるかどうかってのは、日常生活で判断できるかって言うのに関連してくるところやと俺は思うから


だから少しでもいいから、判断しないといけない状況を作っていきましょう
判断しなければいけない練習を取り入れましょう
わからなければ、生徒にたくさん質問をして考えさせる習慣をつけましょう
と。コーチに伝えた

ここが変わらなければ勝てないし、ここが変われば強いチームになると思うと


ゆーて日本人とウズ人やし考え方は根本的に合わない部分もあるやろう

でも俺はこれ言わな日本から来た意味ないってまで感じたし
究極、ここをわかってもらえたなら俺はもう帰国してもいいかなと
それくらいのことやと個人的には思ってる

赴任当初から、コーチにサッカーの専門的なこと伝えたいっていう思いはあったけど
一番変化したとこはここかな
変化したというよりも新たに現れたこと

残りの半年の期間、っつってももう5カ月か
コーチにはサッカーの専門知識伝えながらも
徹底してここにはこだわっていきたい



言うのではなく委ねる





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