んー・・・
この前の練習の時、いつものように整列して今から練習始まるっていうタイミングでグラウンドに副校長先生が登場した。
したらいきなり生徒全員スタジアムの横に今すぐ集合という一言だけ残して去って行った
生徒はいたって冷静
この瞬間に何が起こるかを悟った様子だった
というかもうこの学校のやり方、教師の生徒を使うやり方を嫌なほど経験させられてるのだろう
またかという感じで生徒はスタジアム横に向かう
もちろん雑用のために
副校長の命令は校長の命令である
校長が命令し副校長が生徒もしくはコーチに命令する
上級生の中にはこのやり方を本当に不満に思っている生徒がいて、ここの生徒は上から言われたことには従うのだが、この生徒は従うしかないのは分かっているものの、その教師たちの理不尽さが納得できずいつも一人で怒っている
「ほらまたや、なんで俺たちがせなあかんねんこの仕事。他の奴にやらせたらいいやんけ。俺たちはサッカー上手くなるために毎月50000スムも払ってこの学校に来ている。この金は雑用するためじゃない。サッカーするためや。」て、一人で地面を蹴りまくりながら言っていた
その通りだろう。。
この学校ではなぜか子供がその学校に所属しているというだけで、学校の「もの」になるのだ
生徒に意思なんて持たせてもらえないことが本当に多く可哀想
そんな生徒を見てこの状況を理解しているコーチもいるのは事実。



こんな写真は撮るつもりなかったが、コーチに言われて撮った
なぜ撮る必要があったのかというと、コーチは
「この写真を撮ってFIFA(国際サッカー連盟)に送れ」というのだ。そしてウズベキスタンのサッカー学校では子供がこのようなことをさせられています。だからウズベキスタンのサッカーが発展しない。とお前がこの写真を添えて言えと言うのだ。
もちろん自分がFIFAと直接関わってないことくらいわかるのだろうが、そんな気持ちでこの状況を見つめているコーチもいる。
そうやってこれが良くないと感じ考えられるコーチがいることには救われるが、俺はサッカーするためにこの学校に金払ってるんやって言った生徒を救ってあげることが出来ないのだ。
・・・何か出来ることはないかな
とは言ってもたいていの生徒はこんな感じ

なんやゆーて雑用が始まってしまえば働かざるを得ず、そんな状況でも楽しんでいる子供を見ると逞しささえ覚える
それもみんなウズベクの子たちにとっては
Бўлади яхши(ボラディ ヤフシ)の中の一つに過ぎないのだろうか。
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