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ウズベキスタンでサッカーを指導している人が綴るブログ

 

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講習会最終回 


本日、無事講習会を実施することが出来た

今回で7回目

これで講義形式の講習会は終わりになる

また来月から、今度は実技形式の講習会に入ろうと思う

実技形式の講習会って言うのは

目的としては

細かい戦術とかポジショニングとかそういう説明をするつもりは全くもってなくて

ただ純粋に

彼らが今まで見たことないような

自分自身やったことがないような

そんな練習メニューを紹介していくこと

それに実際に参加してもらって色々と体で感じてもらいたい

そう思ったので実技形式も実施することに

彼らの9割は30歳以上のコーチ

彼らが若い時、例えば15年前とか

そんな時はまともなサッカーのコーチがいて

毎日指導してくれるというような環境が一切なかったとか

だから知ってるはずがないんです

勉強しようともえば出来たのかもしれないけど

家にパソコンもなければサッカーの専門書が出回っているわけでもない

ライセンスの講習会が頻繁に行われてるわけでもないそんな状況の中で

練習メニューとか知ったり指導法とか知ったりするのは簡単ではない

だから彼らのことを見下すつもりは一切ない

逆に、よくも昔全然まともに教えてもらってなくて練習したりできるなって思うこともある

自分は小学校から高校まで、そして大学時代の色々な経験から

イメージがあると同時に練習メニューなども実際に多数知ってる

だけど彼らはコーチになるまでの過程でそういう経験をしてきていない

だから本当に難しいのは事実だと思う

やしゲームばっかりになってしまうのもほんの少しは理解できる

だけでもやっぱこのままではアカンし

少しでもきっかけ作り

ほんまにちょっとしたきっかけ作りをするつもりで

色々なメニューを組んで体験してもらおうってこと

実際にプレーして感じて

子どもたちにじゃあどういうメニューで練習したらいいかな

ってほんの少しでも考えてくれたらそれで万々歳やし

とにかくコーチ自身が

ゲームしなくても十分練習でもオモロいやんけ!!

って思ってくれるようになったら勝ちかな?

て考えています

やし、簡単には出来ないメニューやら頭使うメニューやら

色々考えて実施いしてみたいなとは思ってます

個人的にも講義形式の講習会よりも10倍こっちのが楽しみなので笑

話を講習会のことに戻すと

今回のテーマはシステムとゲーム分析

こんなテーマ教えて意味あんのかなて思ったけど、やっぱ必要や思ったのでやった

うちの学校は8割方1-4-4-2のボックスのシステム

全然良いと思います

てか文句とか一切ありません

個人的にシステムなんてどうでも良いと思ってますので

今回、システムの話で

それぞれの良い点とか悪い点を言った

そしてそれらも相手チームのシステムによって変わると

正直、コーチ達が結構興味持つだろうと思って選んだ内容でもあったんやけど

意外や意外

そんな関心示さず

・・・まずこの時点で失敗してる俺笑

テーマ選びはすごく重要やとは感じてたんやけど

最後にしても結局テーマ選びでドンピシャ正解することはできず

ウズ人のつぼってのが未だにわからん

てか知らないことに関してなんでこんな関心もたんかな

知らないことってかさ

自分等サッカーのコーチやのになんでこういう話に興味もたんのやろか

今日は、みんな終始険しい顔やったなあ

まあでも今までで一番私語が少なく

俺の話を聞いてくれてたってのはあるけど

そこは7回やったことによって築かれてきたことなんかな

こいつが喋る時は聞かなアカンというか

自分たちのためにやってくれてることやから

自分つまらなくても他の参加者の邪魔にはならんように大人しくしなアカンかなとか

って子どもか!!!!!!!!!!!

なんでそんなところで成長を感じなアカンんねん俺は笑

いや、でもウズベキスタンならそんなもんかな

何が今回の講習会で言いたかったかって

システムなんてなんでもいいからその前に

子ども一人ひとりをしっかり見て

どういうプレーをするのか知りましょうって

生徒の特徴

どういうプレーが得意で

こういう場面になったらだいたいこういうプレーをしよる

逆にどういうプレーが苦手で

どういう場面になったら弱いとか

このポジションなら生き生きしてるけど、ここなら凄く窮屈そうとか

逆にこいつはどこのポジションでもそれなりに考えてやってるなとか

こいつは左利きやけど

中に切れ込んで中央の選手と絡んで組み立てるのが好きだから

右サイドでプレーさせる方が良いかもしれないとか

そういうことを知らないといけないって

システムなんてのはそのあとに勝手におまけみたいについてくる

というか、自然と見えてくるもんなんやって

自分の生徒がどういうプレーをするのかを日々100%の力で見守っていると

だからいちいちシステムってものを個別に考える必要なんてない思うホンマは

まあこのコーチは

システムを選ぶことにこだわりを持ってやってるというわけではないので

それはそれで良いところでもあるかな

システムを選ぶ前にそれぞれの長所短所を知ってようやくスタートやし

今回はまあこんなもんかなって思う

話すぎてようわからんなっていしまったかもやけど

ゆーて伝えたいことは伝えたし

ウチのコーチはたぶん

自分の生徒がどういうプレーが得意でどういうプレーが苦手かとか言えないと思う

何年も生徒と付き合っててもそういうことは言えないんじゃないかなって

なんでかって

いつもボールしか見てないからね

ゲーム始まったら彼らは100%ボールだけ観てしまうから

スタジアムに足を運んだ観客かのようにボールの行方に一喜一憂してしまう

あれだけ熱くなれるのは素晴らしいところで尊敬に値する?

そこまではいかないけど、良いところではあると思ってます個人的に

でもやっぱり俺たちはヤンギバザールにいる唯一のサッカーの専門家ですよね

っつって俺たちは特別な存在なんやってことを強調しつつ
↑これポイントな!前回くらいから始めてる作戦で、俺たちは唯一無二のプロフェッショナルなんやっていうことを当たり前のように言うことによって、意識が無意識に高まるっていうやつ。

じゃあやっぱボールばっかみてないでゲーム分析するためにも全体見ないとねって。


例えばボランチの選手がボール保持

しかしパスが出せないので前にロングボールを蹴ってしまった

こういう場面が起こるとウチのコーチは決まってこう言う

「蹴るな!ちゃんとパスだせ!顔上げてプレーしろ!誰に蹴ってんそれ!パスやパス」

選手が下したロングボールを蹴るという判断に対して一方的に叱る

その現象がなぜ怒ってるのかを考えもしないで。ここが一番アカン

ボランチの選手がボール出せない

それはなぜ??

一つの理由で決めつけてはいけない

例えば

①ボランチの選手自身がヘッドアップできずにフリーな選手を見つけられなかったから

②ヘッドアップして探してるが、他の選手のオフザボールの動きがないのでパスを出せないでいる

①が理由でパスが出せないのなら、ボランチの選手自身に働きかければ良いが

②が理由なのにボランチの選手に「パス!見て蹴れ!顔上げろ!」

とか言っちゃうのは本当にナンセンスでしょ?

コーチはそこを見ないと

それを見るのがコーチの役割でしょ

皆がボール観てるときにコーチ一人だけは違うところを見ていないといけない

ってなことを言いましたよ

毎度毎度のように少し抽象的で理解に苦しむというか

あーそんなことか。ってなったかも知れんけど

大事なことはそんなところにしかない

戦術やシステムどうのこうのってところに大切なことは一切ないと思う

そして最後に、

今度3月に行われる大会で、みんなで一試合ゲーム分析に挑戦してみましょう!って言いました

きっかけがないと彼ら一生やらないと思うので

これもきっかけ作りということで

是非やってみたいなと思っています

俺も彼らと一緒にゲームを分析してみることで勉強したいと思っています

彼らがどういう視点でゲームを観ているのか

そこを知る良い機会にもなるんじゃないかなって少し楽しみです


12月から今日まで約3ヶ月間の間に実施した6回の講習会(1回は夏に実施済み)

今日で一応予定してた内容は終わりました

当初の予定から大幅に変更した点や削除した点、また追加した内容などありましたが

全ては

目の前にいる子どものために、今コーチ達に必要なことは何か

という目標で一貫してやってきました

どれだけ彼らの中に入ったかは分りませんし

俺が教えたこと一つも覚えてないかもしれない

それでも子どもたちのために彼らが学ぶべきことっていう一貫した軸の中で

取捨選択し、今日まで7回に及ぶ講習会を実施出来たこと

それ自体は彼等にとっても私自身にとっても生徒にとっても

無意味じゃないと思う。

ほんままだまだこれからというか

ウズベキスタンっていう閉ざされた国の中の一番端っこにある地域やからここは

なんせ時間がかかるんですよね何をするにも

タシケントでさえそうやねんから

ホラズムなんて特にそう

まず第一に

勝利至上主義が一刻も早く変わることが

この地方のサッカーの発展に大きく影響することは間違いないと思う

そのためにももっとウズベキスタンサッカー協会が働いてくれることを強く願うね

サッカー協会を動かすなんてのは自分には絶対出来ない話なわけで

自分が出来ることはホンマに小さいこと

勝利至上主義をウチの学校の中だけでも変えることが出来たらそれは素晴らしすぎることやけど

はっきり言ってそれは無理

俺ができることは音もたたないような小さい小さい波を立てること

具体的には

目の前にいる生徒達にサッカーの楽しさを伝え

コーチ達には色々なきっかけを提供し続ける

結局この2つに尽きるかなって

今、講習会を終えて改めて強く思う

動いて感じた感覚ってのは大切にしたいと思った



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category: 講習会

講習会第6回 


を今週の月曜日と火曜日の二日間で実施した

月曜日やるって言っててんけど、

コーチの3人がなぜかみんな病院に行く用事があるという

こっちの人はほんま何かあったらドクトルドクトル

そんな普通の風邪とか喉痛とかでドクトルができることなんてしれてるやろ

ってのが日本の考え方であって

ウズベクではそうじゃなく

とにかくまずドクトル

ドクトルに見せて安心したいんやろな

てことで初日の参加者は3人で2日目の参加者が3人

まあ校長とか副校長はもともと数に入れてないので

来ても来なくても構わん

今回のテーマはサッカーの専門的なことではなくメディカルについて

この題名を見た時コーチのテンションが若干下がったのを見逃しはしない

やっぱ思うんよねこういうこと俺たちに必要?って

講義中もしきりに、料理担当の人を今回呼んで話聞かせるべきやったって

内容としてはまず水分補給

体内の60%は水やとか

体重の2%の水失ったらアカンねんけど、

真夏に激しく運動すればそれだけで軽く1リットル分発汗するよと

やし練習中は適度に水分補給をと

去年まで練習中に水飲ませないコーチ達だったので

もう一度頭に入れておかないとと思って

次にRICE処置

こっちのコーチは選手が怪我とかしても何もせん

「痛がってんと立てや」

「立て!立て!」

の一点張り

だからもちろんケアの仕方も知らない

ましてや寒い地方のホラズムでは

アイシングなんてことは考えられない様子で

なんでアイシングしなアカンねんて感じやった

おそらくコーチ達も選手時代アイシングなんてやった経験ないやろうから

実際全然どうしたいいかわからんやろうなあ

せやけど痛み止めとか腫れ防ぐためにもアイシングは必要であって

シンプルでありながら最大の効果を得られるのも事実

そのあとは栄養に関して少し話して

鉄分が必要やて話をしたんやけどこの辺から大失敗

ヘモグロビンなんて言葉出さなければよかった

知らない言葉無理に引っ張りだして教える必要はなかったな

ほんで乳酸な!!

辞書で調べた乳酸てロシア語全く伝わらんやんけボケ

辞書にあるんやしって完全信頼してしまったやん

その結果乳酸がなんなのか説明できないまま

体の中に悪いモノが溜まるからそれを除去するために酸素が必要やとか言って

もうグダグダ

イメージが湧かなさ過ぎたな今回の講義は

それでも一番今回言いたかったこと

トレーニング後には5分でいいのでしっかりクールダウンさせてください

ってのは伝えられたので良かった

今回良かったのはそこだけ

練習後にクールダウンないとかマジ意味わからんけど

ウズベクでは結構当たり前です

練習始めの準備運動はありえへんほど長く長くやらせるくせに

終わりはさっぱりし過ぎてる

今回は最悪そこだけでも理解してくれたらいいわと思っていたのでそこは強く伝えておいた

練習後ストレッチやらせてなかったらやらせるように言い続けるしかないなこればっかりは

コーチの中でそれが当たり前のことやって習慣づくまでは言い続けるべし


いよいよ講義形式の講習会は次回で最終回ということに

最終回のテーマはシステムとゲーム分析について

ウチのコーチは何も考えないで4-4-2のボックスシステムを当たり前のように採用してる

別に文句つけるつもりはないけど

選手が毎年毎年変わる中で一生そのシステムが一番ってことはないやろうって思うわけで

やっぱり何かって言うと

子どもたちを見てないというか

考えてないんですねそんなことは

考える以前に知らないんですシステムがなんなのかを

だからこれもそう

そういうことを考えるきっかけになればということで

システムを色々紹介していこうかなって

正直、システムなんて別になんでもいいんですよ

442でも433でも343でもなんでも

子どもたちの個性が最大限発揮できるような配置をすればそれでオーケーオーケー

そういうことも含めて最後にまた別の種類のきっかけ作りが出来ればなと

最終回くらいはみんな1回で集まって欲しいな思います

校長にお願いしよっと




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category: 講習会

講習会第5回 

なんとか開催できました

前回の参加者は12人で今回の参加者は7人

校長先生不参加
男子コーチ2名は校長命令?で生徒達に練習
女子コーチ2名試合のためタシケント


ということで男子コーチ3名、女子コーチ2名、副校長、クラッシュのコーチの7名での開催

いや、最初は違うかったんです

男子コーチ2名も参加してくれてたんです

始まって5分した時に校長からコーチ全員に集合かかる

なんやらモンスターペアレンツ的なんが来たとか来てないとかで

で帰ってきたらそのコーチ2人は校長命令で練習に行ってしまい結局7人でやることに


あ、ちなみに男子コーチ2名には明日別で開催するうことで問題は解決済み


今日のテーマはコーチング法について

自分の中では抽象的で少しつまらない回になるかなって心配してたけど

結果から言うと

今までで最高

うん

間違いなく最高の内容になった

!!!!!!!!!!!!!!!!!!

自分でもかなり驚いたけど・・・

何が良かったんかな


最初はコーチが「へー」って聞いてるだけの内容やったと思う

コーチにはどのような力が求められているか
分析力・計画力・指導力とかそんなん

そしてその後はMTMメソッドについて紹介を

MTMはmatch training matchの頭文字をとったもので

ゲームで始まり練習を挟んでまたゲームで終わるというもの

1日で考えてみると

ウォーミングアップしてすぐにミニゲームをさせる

そのあと、もちろん前日の段階で練習計画は既にたてられている状況

その日のテーマ(例えば、インサイドキック・ワンツー・チャレンジ&カバー etc...)
が現段階でどれくらい習得されているのかをまず再確認する

自分の考えていたものと違えばすぐにその日の練習内容を工夫したり変更したりする

そして現段階でのレベルを把握した後に練習を1つ2つ

それから最後に練習でどれくらい獲得されたかをチェックするためにもう一度ゲームを行う

練習の始めのミニゲームと最後のミニゲームでどのくらい変化が現れたのかを見る

それと同時に次のテーマを決めるためのゲームにもなる

これがMTMメソッドの簡単な概要

これは一週間スパンでも一月スパンでも1年スパンでも考え方は同じ


そんなんを伝えた後にドリル形式のトレーニングとゲーム形式のトレーニングの説明




1.png

これは、プロの選手が1試合でボールに触る回数をグラフにして表したもの 90分間

平均的な中盤の選手が70回程度ボールに触れるのに対し、
シャビは200回近くもボールタッチするらしい
200を超える時もあるのだとか
1分で2回以上ボール受けてる計算ですよね単純に・・・ありえるんや笑





無題

これはドリル形式でのボールタッチ回数。5分間

5・6・7ってのは学年
青いグラフは2人1組パストレーニング
赤いグラフは4対2の鳥かご


7年生頃になると、5分間2人1組でパスのつまらないトレーニングするだけで
プロの1試合平均のボールタッチ回数超えたりするんです


まあ判断の要素はないけどなもちろんこのつまらんトレーニングでは

ここがコーチの腕の見せどころの一つやな






12.png

で最後が無理やり出してみた

その2人1組のつまらんトレーニングを
もしな、
もし、
ありえないけど、
もしも、
マジでありえんけど、
もし、
90分間続けたならどうなるかってやつ


ある程度の衝撃を与えないと彼らには響かないと思ったのでこういう強硬策採用な

5年で700回
6年で1000回
7年で1400回

プロの選手が20試合戦ってやっと1200回ボールタッチする機会を得るのに対し
たった90分で1400回もボールタッチの機会を得ることが出来るってことね

無理矢理やけどこれくらいせなな

じゃあどっちが良いって

どっちが良いって言うか・・・

やっぱりこれは必要なことですよねって

ゲームだけやってたらいいってもんじゃないですよねって

そういうような言い方をしたかな確か



講習会参加者の中には一番理解のあるウクタムがいたから

彼のお陰でかなりやりやすかったってのはある


あとは教える時は焦点を絞ることとか、
盛り上げることとか、
言いすぎないこととかを確認

あとはデモンストレーションかな

もっと見せましょうって言った

子供等にとっては私たちが唯一のサッカーの専門家になるわけで

俺たちが見せないと誰から教わるのかって

実演して見本になるプレーを見せようって

彼らはデモンストレーション自体が少ない

実演する時も、ポケットに手つっこんだりしたまましたりする

それは絶対にアカン

見せるなら遠慮せんと恥ずかしがらんと本気で見せようやって

ある意味駆け引きやしな

あえてデモンストレーションすることによって子供等の態度が変わるよね

もちろん人間的な部分がないコーチってのはいずれ子どもたちに見破られるわけなんですが

技術的な部分もそう

必要十分条件ではないけどやっぱり必要なことだと思います

百聞は一見にしかずということわざがウズベキスタンにもあるように


だいたいそんなことを伝えて終了


最後に3つの質問をしてそれぞれの質問に対する答えを
一人一人言ってもらった後に解説を入れて終了

子どもたちが判断してプレーするようになるには
こうこうこういう場面ではなんと声掛けするのが良いかっていう質問をね

投げかけてみましたよ思い切って


やっぱり答えを言ってしまうコーチがたくさんいました

例えば右サイドの選手がフリー
こういう場面で声をかけるとすれば何と言うか

って質問に対しては
「右を使え」とか
「右に出せ」とかいう答えが半分くらいかな?あったわ

で、解説を入れるとあー確かに確かにお前の言ってること正しい

って声がちらほら

声掛けのちょっとの質の違いで子どもたちは判断してプレーするようになりますよって

声掛けの質なんてのは今まで考えてみたこともなかったことだと思うので

きっかけを作れただけでも個人的には及第点て感じ

って話最後にしてたらあるコーチが言った

「テレビでプロの試合見てると、何も言わずにベンチでじっと戦況を見守っているようなコーチは今や皆無になった」と。うん、そうですね。それはいないでしょう。

モウリーニョやグアルディオラが言うのは当たり前

なんでって

それはもう

はっきりし過ぎているから

彼らの目的は勝つこと

それただ一つだから

だけど俺たちは違うよね

俺たちの目的は子どもたちを伸ばすこと

勝つことが目的ではないといえばそれは嘘になるけど

一番の目的は子どもを伸ばすこと、教えること、サポートすること

だからテレビに出てるコーチと僕たちの仕事は全く違うと思います

テレビに出てるコーチのように指導することが正解ではありません




「テレビに出るようなコーチは選手に答えを言う。俺たちはそれとは正反対。出来る限り答えを言わないようにすべき。子どもたちが自分たちで答えを見つけることが出来るようにほんのちょっとだけサポートするのが俺たちの仕事だと思います。」



category: 講習会

講習会第4回 


月曜日・・・副校長がプロジェクター忘れて失敗
火曜日・・・ウルゲンチからチームが来て練習試合のため失敗
水曜日・・・なんとか実施

っていう流れで水曜日まで緊張が取れませんでした
必要のない種類の乳酸が溜まったわ

今回の講習会の内容は個人・グループ戦術(守備)

前回攻撃の個人戦術などを中心に講習会させてもらったので、
その続きということで今回は守備の戦術について少し講義する時間を頂きました

今回一番伝えたかったことは、
ボール保持者に対してどのようなポジショニングを取るべきかということと、
ボールを持ってない相手選手に対してどのようなポジションを取るべきか、
そしてその選手にボールが渡る時にどうしなければいけないか。
もちろん優先順位なども含めて、ということ


自分が伝えたかったことは伝えることは出来ましたが、
コーチはあまり腑に落ちてない感じで「わかった。わかった。」と言ってた

そらそやわな・・・



この種の内容は、実技を含めて伝えて行かないと
今までサッカーに区切りを入れて考えたことがないようなコーチ達に
講習会をしてるわけですからそれは無論当たり前のことであって、
講習会だけで目標達成なんて甘い甘い


あ、今回講習会の様子をビデオに撮りました
家で見てみたら俺気持ち悪いくらい早口

やってもうたー

こんなに速いとは自分でも思ってなかった

日本にいる時から早口て言われてたけど、それがウズ語でも同じやとは

聞きとれないわけではないんですが、
もっとゆっくりってか緩急つけた喋り方すればもう少し伝わりやすいかもと
4回目にして初めて喋り方の工夫に気付くという勘の悪さな

講習会とか授業とかされる皆さん

絶対にビデオ撮って見てみた方が良いですよ

ビデオ撮って見てみないと絶対にわからないことがあると思います

そういう意味では、今回は講習会の途中に校長先生が用事で退出してしまいました

その瞬間にコーチみんなが携帯を取り出して携帯の電源を入れたことに気付いた
ウズ人は日本人以上に携帯依存症ですから言っておきますけど

政府が順番間違えるからこんなオカシイ社会なってまうねん


サッカーの練習中も電話で愛人と喋ってるコーチいっぱいいるし
校長から電話来た時にとらへんかったら怒られるからってのもあるやろうけど
マジで依存し過ぎ、てか体の一部やなもうあっこまでいくと

携帯なかったら家もろくに出れんのちゃうかウズ人は

飯食っててちょっとトイレいくときもそうやし
今回の講習会だってそう

あと10分で終わるゆーてんのに我慢できひんし
てか、電源ついてないと落ち着かんのやろな


マジで残念そういうところ・・・

ってなことも見えてしまうわけで、良いことも悪いこともあるかもですが
絶対にビデオに撮って見てみるべきです間違いなく

あと、改善点なんですが
コーチにした質問の質が悪いっていうのが一つ
コーチが凄く答えにくそう。これは良くないので一刻も早く改善すべき

そしてコーチから返ってきた答えをどう拾ってどう広げて行くのか、ここも課題

時間の制約があるからこれは難しい問題やけど、
コーチが喋ってることの中に核心があるというか
サッカーのことをどう理解しているのかとかが見え隠れしているはず
だからコーチが答えた内容をしっかりメモするなりして、
後でゆっくり振り返れるようにすることも必要かなって

あと、ウズ人は記憶力はあるので同じことを二回言う必要はなかったかな
絶対に忘れないで欲しいことがあったので、
復習テストみたいな感じで同じこと繰り返して最後に言うたら
さすがにダルそうにしてたので繰り返しはなしということで

反省点としてはそんなもんかな

とにかく次回は喋り方と質問の質に気をつけて準備したい

って言ってももう3日後やけどな笑







どうでもいいけどもっとアウトプット増やしていかなアカンわほんまに



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講習会第3回 


先日開催した講習会第2回に引き続き、その翌週に講習会第3回を開催することが出来ました


ミーシャが参加できなかったことは残念ですが、副校長を含めたミーシャ以外のコーチは全員参加


これだけ上手いこと開催できているのはやはり校長先生の力のおかげ


こう言う時に校長先生の力を借りればいいのか!!とようやく気付く


今回のテーマは
個人・グループ戦術(攻撃)

攻撃だけに焦点を当てて、個人戦術とグループ戦術の両方を見ていこうと


前回の講習会で見つかった反省点が
①長い(前回は1時間くらいかかった)
②視聴覚資料が小さい(プロジェクターがなくパソコンで動画を見せた)
③難しい言葉を使いすぎた
④動画を見せるのに不必要な時間を要した

こちらの4点

ここを修正することも視野に入れて準備した今回


まず、時間に関して
講習会の内容自体は前回の約半分の30分で終わりました
動画の数も減らしたということもあるが、これでも十分伝えるべきところは伝えることが出来たと思う

その後自分が一番伝えたい事を話したので合計すると約40分の講習会になったが
これくらいならなんとか聞いていられる感じだったので、これからの目安は30分で行こうと思う


視聴覚資料に関しては、今回は副校長の嫁さんが勤務する学校からプロジェクターを借りてくることが出来たので、思う存分動画も見せれたし、みんなの視点を一点に集中させることが出来たので、これもまた課題克服


言葉づかいに関しても、表現が数少ないウズ語において細心の注意を払い、簡単かつ一番ニュアンスが伝わりやすいような言葉遣いに注意した
そのため、前回よりも格段に全てのコーチが同じ意味で理解したという部分が多くあったと思う
ただし、ロシア語を使用した部分の理解は得にくかった
ただでさえロシア語が出来ないコーチ陣なので、いくら表現が多いと言ってもそれをコーチ陣が知らなければ意味が無い。ので次回からもう少しロシア語の表現を減らしていこうと思う。


パワポからスムースな動画への移動だが、
これは講習会前にマラディエッツ隊員に手伝ってもらい、というかほとんどやってもらい
見せたい動画の不必要な部分を切り取り、複数ある動画をくっつけることで一つの動画にすることに成功。
そのため、いちいち次に見せる動画を探して再生したりという必要が無くなり、パワポからの移動もスムースに
今後この動画編集を自分の力でやっていかないといけないというところは大きな眼に見える課題ではあるが、前回の反省を修正できたという点では合格点が出るかなと


ということで前回出た反省点は基本的にすべてカバーすることが出来ました
この4点だけの修正でも講習会の質は格段に上がったと思います

なのでコーチたちも比較的大人しく聞いてくれてたかなと思います


今回の講習会の最後に、自分が今まで活動してきて思ったことを少し言いました

一つは、とにかく今彼らに教えないと手遅れになってしまうということ
チーム戦術なんてものは高校に行ってからで十分に間に合う
ただ、個人戦術や技術ってのは高校行ってからでは遅い、9年生になってからでもそれはもう遅いということを伝えた
技術や個人戦術を学ぶには早ければ早い方がいいと。
ウチの学校は5年生から
5年生の段階でもう始めないと取り返しがつかなくなると

どれだけ伝わったか知らないけれど、それは伝えておいた

そしてもう一つ
ウズのコーチ陣にこういうこと言うのは勇気がいることだけれど、言うしかないと思って言いました

試合中相手ゴール前25mの位置でフリーキックを得ました。ウチの選手が3人ほどボールに近寄っていきます。みんな俺が蹴ると思ってボールに寄って行ったのでしょう。ただなかなかキッカーが決まらないようです。もしくは、一人の選手が強引にボールを奪おうとします。そんな状況になった時、彼らは必ずコーチを見ます。グラウンドの外に居るコーチを見ます。そしてどうするか、コーチにお願いするのです。「コーチ、僕に蹴らせてください」とみんながコーチにお願いする。コーチの許可が下りればそれはもう絶対と言わんばかりにみんなコーチから指名を受けるのに必死にアピールする。そして仕方なくコーチは一人の選手の名前を言う。今回はお前が蹴れと。

もう一つの例。練習が始まって10分くらいしました。ランニングが終わってストレッチを行っている最中に生徒がコーチの横に来ます。どうしたのかと心配すると、生徒はこう言います。寒いので帽子取って来ていいですか?と。またある時はこう言います、レガース(すね当て)カバンの中に忘れたので取って来ていいですか?またある時はこう言います、トイレに行きたいのでトイレに行って来てもいいですか?と。

いっつも思うんです俺は。何でわざわざコーチから聞くんですかと。
なぜコーチから許可をもらう必要があるのかと。

試合に関しては特に強く思うね。
FK誰が蹴るかをコーチに聞いてきたときには本当にイライラする。そんなことも自分らで決められないのか。
というよりも、まず言いたいのは君たちだれのためにサッカーやってるのって。
試合って勝ってコーチ喜ばすためにあるもんじゃないよね
自分たちが判断してプレーして自分たちのために勝つものでしょってね

練習中のトイレとかもそう。
そんなんいちいちコーチから許可貰わないといけないものかな
トイレ行きたいなら行くしか選択肢はないじゃないですか
だからコーチに聞いても行って来いって言う答えしか返ってこないんですよ
なのにいちいち聞くんですね。
帽子だってそう、寒いのに帽子かぶったらアカンなんて言うわけないじゃないですか
なのに絶対、一度はコーチから許可をもらいに行く。
100OK出すのわかってても聞く。

「寒いので帽子取って来ます」と
「寒いので帽子取って来ていいですか」
というのは一緒と思ってもらっちゃあ困る

このちょっとの差やけどそれはそれは大きな差やと俺は思うね


帽子取って来ますというのは、取りに行くっていう行動までを自分で判断して決定してる
帽子取って来ていいですかっていうのは、取りに行きたいっていう意思はあるけれど、その意思を行動に移すかどうかの判断をコーチに委ねてる形になる
取りに行きたい気持ちはあるけれど、あなたが許可を出してから行きます。許可を出さなければ行きませんと、そう言っていることになりますよね。

これではやっぱり弱いと思うね。
一番大事な行動の部分で判断し兼ねているのは最終的に響いてくる。

ウチの生徒はこういう判断が出来ない

なんでかって。

原因はいろいろあると思うねん
ただやっぱり一番の原因はウチのコーチやろうな

ウチのコーチの中の何人かが恐い系のコーチやから、みんなびくびくしながら普段の生活を過ごしてたり、試合中のプレーを見ててもそう思う
コーチが言ったことをすればOK
コーチが言ったことをしなかったらコーチはその生徒をぼろかす怒る

やっぱ原因はコーチだわ
親の教育ってのもかなり影響はあるやろうし、家庭環境の差も大きいやろう
さらには年上の人を尊敬するって言うウズベク特有の文化のせいもあると思う
ただそれは直接的な原因ではないよな
事実、他のチームの子供たちは自分たちで決めながらサッカーしようとしてるって感じが伝わるし

こういうこと講習会の後にコーチに伝えたら、コーチからは同じ言葉が返ってきた
ウズベキスタンには尊敬という言葉があると。
子供たちは尊敬の念を込めてコーチからいちいち許可を得るのだと。

それは違うでしょう全然。

それとこれとは別次元の全く質の異なる話であって、一緒にしてもらっちゃ終わりだな


俺は子供が、トイレ行って来ていいとか、水飲んで来ていいとか俺に聞いてきたらいつも決まってこう言う

知らん。
もしくは
自分で考えろ。

そうすると子供たちはその場で固まってしまう。
個の光景を見るのはオモロイ
こいつの頭の中今どんなふうに動いてるのかなって笑

ただそれだけでも十分やと思う始めは
それだけでも今までコーチに委ねてきた判断を自分でしないといけなくなるというのは少しキツイ

これも慣れでしょうね
日常生活から自分で決めさせることをやっておかないと、いざという時に自分で決めれない人間になってしまう
サッカーの局面局面の判断もそれと同じことやと思う。自分で考えて決めるしかないんですよ全て。
周りの選手のサポートとか声とかスペースとかってのは全てヒントであり手助けであって最終的に決めるのはやっぱ自分
そういう時に判断できるかどうかってのは、日常生活で判断できるかって言うのに関連してくるところやと俺は思うから


だから少しでもいいから、判断しないといけない状況を作っていきましょう
判断しなければいけない練習を取り入れましょう
わからなければ、生徒にたくさん質問をして考えさせる習慣をつけましょう
と。コーチに伝えた

ここが変わらなければ勝てないし、ここが変われば強いチームになると思うと


ゆーて日本人とウズ人やし考え方は根本的に合わない部分もあるやろう

でも俺はこれ言わな日本から来た意味ないってまで感じたし
究極、ここをわかってもらえたなら俺はもう帰国してもいいかなと
それくらいのことやと個人的には思ってる

赴任当初から、コーチにサッカーの専門的なこと伝えたいっていう思いはあったけど
一番変化したとこはここかな
変化したというよりも新たに現れたこと

残りの半年の期間、っつってももう5カ月か
コーチにはサッカーの専門知識伝えながらも
徹底してここにはこだわっていきたい



言うのではなく委ねる





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category: 講習会

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